特集

2025.05

運動療法と水分補給はどうすればいいの?

糖尿病と熱中症の関係

 

糖尿病がある人は熱中症になりやすいのでしょうか。血糖値が高い状態が続くと血管や神経に障害が起こり、汗をかきにくくなる場合があります。また、血糖値が高くなると尿に糖分や水分が多く出るため、脱水になりやすくなるとも考えられます。

 

熱に対して耐える力が弱くなって熱中症になりやすいのは、高齢な方、体力が低下している方、肥満がある方、高血圧がある方、利尿薬や抗ヒスタミン薬などを服用している方などとされています(1)ので、これらに該当する方は熱中症には特に注意した方がよいでしょう。

 

運動を生活の中に取り入れて、血糖値が上がりすぎないように努めている方も多いでしょうが、暑い時期には熱中症の対策もぜひ行ってください。

 

 

熱中症の対策をしよう

 

糖尿病がある人が運動を行う上で、どのような点に注意すればよいのでしょうか。大切なポイントを5点ご

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