食事療法は実践が難しいと思っていませんか？ コンビニで買える食材を少しアレンジして、 栄養バランスのとれた１食を作ってみましょう！

山本 恭子

やまもと きょうこ

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 栄養部 科長 管理栄養士

この記事の内容

いつでもどこでも大活躍の「おにぎり」

おにぎりは日本のソウルフードです。コンビニでは、さけや昆布の他、実にさまざまな種類のおにぎりが販売されています。

コンビニのおにぎり１個当たりのエネルギー量は、中に入っている具によって異なりますが170〜250キロカロリー、炭水化物は35〜40ｇ程度のものが多いです。１食で組み合わせるときには、炭水化物が主体であるおにぎりを主食として、たんぱく源となる主菜、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜からなる副菜がそろうようにすることがポイントです。外出先などで野菜料理がとれないときには、雑穀、もち麦、玄米入りのおにぎりにするのも一案です。これらには食物繊維が含まれ、整腸作用や食後の血糖値を穏やかにするはたらきがあるため、副菜の代わりになり得ます。

焼きおにぎりが料亭の味に!?

そのまま食べても十分おいしいおにぎりですが、簡単な調理でさらにおいしく食べることができます。今回は「焼きおにぎり」を使った、もずく入りのお茶漬けを紹介します。こ

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