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2025.06

【第3回】市販品+アレンジで簡単ごはん

インスタントラーメンで「豆乳ちゃんぽん麺」

麺類は食塩量を意識

 

熱湯を注ぐだけでできる手軽さでおなじみのインスタントラーメン。袋麺、カップ麺など種類が豊富ですね。管理栄養士として食事相談に関わっていると、高齢の方や、日中もご自宅でお過ごしの方は、昼食に麺類を召しあがる方が多いように感じます。すぐにできて簡単、という手軽さが人気の理由の一つだと思います。

 

麺には、乾物の油揚げ麺、ノンフライ麺、生麺などの種類がありますが、これは製法の違いです。インスタントラーメンは、麺自体に塩味が付いているものが多く、さらにスープにも食塩を含むので、全体的に食塩量が多くなります。カップラーメンに限らず、食塩量が多くなりやすいのが麺料理の注意点です。

 

今回のレシピではスープを半量にする工夫を紹介していますが、それでも食塩量は合計3.0gを超えます。麺料理を食べたら、他の食事の時には汁物や漬物を避けて食塩量を減らすなど、めりはりをつけて食塩摂取量の調整をしてください。または、最近店頭でも見かけるようになった、「塩分25%カット」などの表示がある減塩タイプの麺を利用するのもお勧めです。食塩量は少なくてもおいしい商品がありま

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