連載

2025.07

【第59回】日本全国の散歩道

富士山からの清流が湧き出す 水の都・三島を歩く

古くは江戸時代、東海道の三島宿として栄え、富士山からの豊かな湧水に恵まれた「水の都」として有名な三島。三島駅周辺に点在する三島湧水群は、1万年以上も前に富士山の噴火で流出した溶岩の末端部から湧き出ているといいます。今回ご紹介する散歩道はほぼ平坦なルートですので、気軽に歩けます。

 

スタートはJR三島駅()。南口周辺の再開発が予定されており(2027年竣工予定)、今後も注目のエリアです。そこから愛染坂に進み400メートルほど歩くと、富士山からの湧き水が滝のごとく出ていたという由来のある白滝公園()に到着。公園内の足元には溶岩が露出し、あちこちに地下水が湧き出ているため、夏は子どもたちの水遊びスポットになります。

 

▽次は桜川沿いの水上通り()へ。三島の地に関わりのある文

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