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2025.08

【第5回】市販品+アレンジで簡単ごはん

豚肉と冷凍野菜を使った「具だくさんそうめん」

麺料理を食べるときのコツ

 

暑い日に食べたくなる、冷たい麺料理。つるっと喉越しのよい麺は食欲をそそりやすく、夏バテ予防にもぴったりですね。食卓に上る頻度も増えていることと思います。今回は麺料理を上手に食べるためのコツを、二つお話しします。

 

一つ目のコツは、栄養バランスについてです。麺には、そば、うどん、そうめん、中華麺、スパゲティ、マカロニなどの種類がありますが、どれも炭水化物を多く含みます。そのため、麺のみの食事を続けると、栄養が炭水化物に偏ってしまいます。麺に添えられている薬味程度の野菜の量では不十分ですし、たんぱく質も足りません。

 

麺料理は、たんぱく質を主体とした肉・魚介類、卵、大豆製品などの食材と、野菜・きのこ・海藻類を組み合わせることで、栄養バランスが整う1皿になります。特に野菜類は食物繊維を多く含み、噛(か)む回数も増えて満足感を得やすくなりますので、いろいろな種類の野菜を組み合わせて楽しみましょう。

 

二つ目のコツは、1食当たりの麺の量を確認することです。乾麺をゆでるときは計量し、乾麺60g

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