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2025.09

【第6回】市販品+アレンジで簡単ごはん

缶詰とカット野菜で「サンドイッチ」

パンを食べるときのコツ

 

手軽に食べることができるパン。食パンやロールパンをはじめ、総菜パン、菓子パンなどさまざまな種類があります。パンの間にハムや卵などのたんぱく質に富む食材や、レタス、トマトなどの野菜が入ったサンドイッチは、主食・主菜・副菜のバランスを手軽に整えることができる料理と言えます。

 

近年は甘い菓子パンが多く出回っています。種類によっては、たんぱく質やビタミン・ミネラル、食物繊維が不足しやすく、脂質、糖質をとりすぎる一因になることもあります。また、食パンにバターやジャムを塗り、コーヒーや紅茶などの飲み物と組み合わせて1食を済ませる方もいます。このような食事も、栄養素の偏りが起こってしまいます。パンを主食にするときは、たんぱく質を含む肉類、魚介類、卵、大豆製品などのおかずを組み合わせるのが、上手な食べ方と言えそうです。

 

今回は缶詰やレトルト食品、市販の総菜をパンと組み合わせる方法を紹介します。店で調理された総菜は、多くが消費期限が短く、1〜2日以内に食べなければなりませんが、チルド総菜(サラダ、きんぴらごぼう、煮物など)は賞味期限が長めに設定され

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