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2025.10

【第7回】市販品+アレンジで簡単ごはん

食塩2g以下でも大満足の「油そば」

適塩に配慮しながら麺料理を食べるコツ

 

これから気温が下がり寒くなってくると、温かいラーメンやうどん、そばがおいしい季節になりますね。麺料理は一般的に食塩量の多い料理です。大きめの器に食塩を多く含むスープ、そこに麺が漬かった状態だと、食べている間に麺がスープを吸い込み、スープを残したとしても多くの食塩を摂取することになります。かといって、麺が伸びないように急いで食べると、早食いになりやすいので難しいところです。

 

皆さんの中には、血圧の管理や動脈硬化予防のために、医療機関で1日当たりの食塩摂取量を6g未満にするように助言を受けたことがある方もいるのではないでしょうか。みそ汁やスープなどは、お椀1杯当たり1.5〜2.0gの食塩を含みます。スープの多い麺料理ですと、1食当たりの食塩量が約4〜8gほどあります。スープの量や味付けによっても異なりますが、スープまですべて飲み干すと相当多い食塩を摂取することになります。

 

食べる頻度の高い麺料理やインスタント食品、外食では栄養成分表示などをチェックして、日々、どれくらい食塩量を摂取しているのか、知ることから始めてみましょ

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