連載

2025.11

【第10回】フレイル予防の運動療法&続けるコツ!

ストレッチでけがと痛みを予防しよう

運動でけがをしたり、体を痛めたりして生活に支障が出たことはありませんか? けがを繰り返してしまい、痛めた後に「あれがいけなかったかな」「こうすればよかったな」と思い悩むのは、誰しも経験があると思います。けがを避けて体を痛めないようにするには、運動の前後に行うストレッチが大切です。

 

ついつい面倒で省いてしまいがちですが、ストレッチは筋肉の柔軟性や血流を改善させることで、けがや痛みを予防するだけではなく、疲労の予防にもつながります。運動を長く続けるための体づくりにストレッチは欠かせませんから、忘れずに行ってください。

 

 

ストレッチの種類と効果

 

ストレッチは、大きく動的ストレッチと静的ストレッチの二つに分けられます。動的ストレッチは運動前の準備運動として行うもので、「ぐっぐっ」とリズミカルに筋肉を伸ばします。パフォーマンスの向上や筋肉の弾力性の改善により、けがの予防に効果があるとされています。

 

静的ストレッチは、運動後の整理運動で行い、筋肉を「ぐぅー」と伸ばします。筋肉の緊張や柔軟性の改善

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