連載

2026.02

いつまでも健口生活

食べる喜び

これから3回にわたり「食べる喜び」をテーマに、お話しさせていただきます。

 

糖尿病合併妊娠などが要因となる障がい児・医療的ケア児から、基礎疾患として糖尿病が一因となる要介護高齢者などの口腔(こうくう)ケア・医療、さらに緩和口腔ケア・医療、終末期口腔ケア・医療については、歯科医療関係者が「口腔健康管理(衛生管理・機能管理)」を多職種と連携して、協働することが不可欠であると考えています。

 

 

超高齢社会

 

 

糖尿病のある高齢者は、低血糖や食後高血糖を来しやすく、脱水や感染症をきっかけに高浸透圧高血糖状態(高血糖の状態)になりやすいとされています。また、脳卒中・心不全・糖尿病性腎症を来しやすく、認知機能障害・認知症・フレイル(加齢による心身の衰え)・サルコペニア(加齢による筋力低下)・ADL(日常生活の自立状態)の低下・転倒・うつ状態などの老年症候群が併存する頻度が高いともいわれます。

 

歯周病が糖尿病などの全身疾患に関連する(図1)といわれる中で、臨床歯科医は基礎疾患として脳血

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