連載

2024.10

【第8回】わたしたち臨床検査技師です!

腫瘍の発見はエコー検査にお任せ

皆さん、こんにちは!

 

わたしは病院の検査室でエコー検査(超音波検査)を行っています。エコー検査は腹部や心臓、乳腺、甲状腺などの部位に対して行います。エコー検査ではさまざまなことが分かるのですが、今回はその中でも腫瘍性病変についてのお話をしたいと思います。

 

エコー検査とは?

 

人の耳では聞くことができないほど高い周波数の音波を対象物に当て、反射した音波を利用して映像化する検査方法です。体内の臓器の画像を表示することで、腫瘍の位置や大きさ、形状をリアルタイムで確認することができます。腹部においては、肝臓・胆のう・膵(すい)臓・腎臓・ぼうこうなどの臓器に対して有効です。

 

腫瘍の発見に役立つ!

 

臨床現場では腫瘍を発見する上で、エコー検査はとても大きな役割を担っています。エコー検査で腫瘍を発見した場合、CT検査やMRI検査などの追加検査の情報をあわせて、その腫瘍が悪性(いわゆる「がん」)か良性かを判断していきます。

 

糖尿病と〝がん〟

 

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