連載

2025.12

【第16回】カフェから見える風景

知らないことを怖いと思ってしまう心理

こんにちは。IDDM Caffeです。

 

知人のツアーナース(団体旅行などに同行する看護師)から、中学校の修学旅行に同行した時の話を聞きました。

 

1型糖尿病のある生徒がいたので、知人は事前打ち合わせの時に「わたしは1型糖尿病のことは分からないから、ノータッチで」と学校側に伝えたとのことでした。中学生ともなれば自己管理をしているだろうし、むしろ中途半端に口を出されるよりはいいと思います。ただ「ノータッチ」は、違うと思います。1型糖尿病について知らなければ勉強すればいいし、不安ならば辞退すればいい。そのための事前打ち合わせだと思います。

 

さらに旅行中、その生徒が友達にウインナーを1本あげているのを見て「注意した」といいます。注意されたその生徒も驚いたでしょう。ウインナー1本程度のたんぱく質量では、血糖値にほぼ影響はないはずです。

 

わたしも含めて知らないことに対する恐怖心は、誰しもが持っていると思います。しかし、医療従事者であるならば、病気のことを知る努力は必要で、わたしたち患者側も知ってもらう努力をし続けなければならないと感じました。

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