特集1

2026.09

災害時に慌てないために~糖尿病のある人が今からできる備え~

はじめに

 

 

皆さんは災害というと、なにを思い浮かべるでしょうか。地震、津波や洪水、台風、土砂災害、山火事─。日々のニュースを見ていると、日本全国でさまざまな自然災害が発生しています。

 

ニュースを見た直後は「自分も備えておかなければ」と思うものの、時間がたつと少しずつ意識が薄れてしまいます。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉の通りです。しかし災害は、こちらの準備が整うのを待ってはくれません。

 

皆さんがお住まいの場所で、起こる可能性の高い自然災害はなんですか? また、職場や学校、よく行く出張先、実家など、自分や家族がいる可能性の高い場所ではどうですか? 災害の種類によって必要な対応は変わりますので、想定しておくことが重要です。

 

特に糖尿病のある人では、薬やインスリンの確保、血糖測定、食事や運動の変化など、災害時ならではの困り事があります。そのときの血糖マネジメント状態、治療法、合併症の状況によっても異なります。同じ糖尿病であっても、必要な備えは人それぞれです。一般的な注意点を知った上

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