連載

2025.02

【第12回】わたしたち臨床検査技師です!

皆さんの自己管理を励ましています

皆さん、こんにちは!

 

わたしは大阪府大阪市北区にある住友病院(以下、当院)に勤務している臨床検査技師です。当院の糖尿病・代謝センターでは、糖尿病のある方や肥満症、あるいはメタボリックシンドロームでお悩みの方を対象に教育入院を行っています。また先進糖尿病外来があり、臨床検査技師も支援チームの一員として関わっています。

 

教育入院での検査説明

 

教育入院中の方には、血液検査結果の見方についてお話ししています。また、検査結果の解釈について理解を深めたい方には、血糖値とヘモグロビンA1cの関係や、食事、運動による影響など、より詳しく説明します。血糖日内変動や入院前からの経時変化をグラフ(図)で振り返りながらお話しすることで、食事内容や間食、食事の時間帯による影響などの理解が深まり、自ら改善ポイントに気づかれる方もいます。

 

退院時には、血糖や脂質などの検査値・体重の経過グラフに、食事・運動・薬物療法の継続を励ますメッセー

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