連載

2026.03

【第2回】いつまでも健口生活

8020運動推進事業の継続と口腔健康管理

厚生労働省および日本歯科医師会は、自分の歯を80歳で20本以上保つことにより、いつまでも自分の歯で食事ができ、健康寿命の延伸を目的とした「8020運動」を展開してきました。厚生労働省の2024年歯科疾患実態調査においては、8020を達成した人の割合が61.5%という報告があり、2人に1人以上という結果になりました。80歳で20本という「量」をクリアしたことは、本連載の第1回でお伝えした通りです。

 

また、糖尿病と歯周病が併存した疾患であることは、皆さんもご存じだと思います。今回は、全身疾患を併発して要介護状態になった方が、最期まで「おいしかった」と言えるように、口腔(こうくう)衛生・機能を保持する口腔健康管理(口腔衛生管理・口腔機能管理・口腔ケアなど)について、お話しします。山梨県介護福祉士会が行った口腔衛生・機能管理についてのアンケート結果も、お伝えしたいと思います。

 

 

口腔健康管理

 

 

8020を達成した人の多くは、口腔健康管理としての自己管理を行った方ですが、要介護状態になり歯科訪問診療を受けるようになると、多くの方

関連記事