連載

2026.05

【第21回】カフェから 見える風景

血糖値のその先

こんにちは。IDDM Caffeです。

 

当店には痩せ体型に見えるIDDM(インスリン依存状態)の方が一定数、来店されます。そのような方とお話をすると、主治医から「しっかり食べて、しっかり打つように」と指導されている方が多いように感じます。自己流の糖質制限をしているために、そう指導を受けるようです。“血糖値の乱れがないなら、インスリン量は少ない方がいい”という思い込みが、自己流の糖質制限に向かわせるのでしょう。

 

血糖値の高さは皆さん気になるところだと思います。NIDDM(インスリン非依存状態。ここでは食事や運動、飲み薬による治療をしている、主に2型糖尿病のある人をさす)の方への生活指導では、血糖値の管理が中心になります。どうやったら高血糖を回避し、血糖スパイク(※)をなくせるかという話になるわけです。糖尿病が血糖値に大きく偏って語られがちなのは、この様なNIDDMの方の割合がとても大きいからです。

 

お客さまの中には、血糖値をまるで悪者のように語る方がいます。悪者とまではいかなくても、多くの方はブドウ糖が血糖値のその先にある細胞たちのエネルギー源であるという視点を持っていません。

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