連載

2026.06

【最終回】診療看護師が支える糖尿病管理の道しるべ

つながりがつくる糖尿病ケアの未来~診療看護師として願うこと~

これまで本連載では、診療看護師であるわたしが、糖尿病をもつ人との関わりを通して、日々の診療の中で感じてきたことをお伝えしてきました。診察室での何気ない会話から体調の変化に気付いたこと、生活の工夫を一緒に考えたこと、家族や地域とのつながりの大切さを実感したことなど、思い返すと多くのことを経験してきました。

 

 

変わらないこと

 

 

近年、医療の世界ではデジタル技術の活用が進んでいます。糖尿病の治療においても、血糖値を持続的に測定できる機器が普及して、遠隔でも血糖値の推移が把握できるようになりました。これにより、低血糖のリスクを事前に察知したり、高血糖時のインスリン量の調整に役立てたりと治療の質も変化してきました。

 

生活支援の面でも、食事の写真からカロリーを推定するアプリや、歩数や消費エネルギーを自動で記録する機器などの普及で、糖尿病管理の在り方も変わりつつあると感じています。

 

それでも糖尿病をもつ人の生活の中心は、人との関わり

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