連載

2026.07

【第67回】日本全国の散歩道

歴史に包まれる彦根城ウォーク

滋賀県彦根市は琵琶湖の東側に位置し、国宝彦根城を中心に江戸時代の面影を色濃く残す歴史都市です。城内には西の丸三重櫓(にしのまるさんじゅうやぐら)など多くの重要文化財が残り、周辺には大名庭園・玄宮園や、白壁の町並みが続く商店街など、城下町の風情を感じられるスポットが点在しています。琵琶湖に近い自然豊かな環境も魅力で、歴史・文化・景観が調和した地域として多くの観光客に親しまれています。

 

ウオーキングの始まりは「いろは松」バス停()です。 いろは松は中堀沿いにある並木道で、江戸時代には「松の下」と呼ばれ、藩主の参勤交代や着城の際に通過していました。当時は47本の松が植えられていたことから、いろは歌の47文字にちなみ「いろは松」と名付けられたと伝えられています。彦根市「景観重要樹木」に指定されており、現在は樹齢300年以上の老木から15年前後のものまで、約30本が整然と並んでいます。風が吹くと松の香りが漂います。

 

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