特集1

2026.07

糖尿病と認知症

はじめに

 

 

日本の認知症患者は高齢化に伴って急増しており、2026年現在、厚生労働省などの推計では、65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症とされています。認知症は、大まかに血管性認知症とアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)に分類されます。2016年版厚生労働白書に掲載された「血管性及び詳細不明の認知症、アルツハイマー病の患者数の推移」を図1に示します。血管性および詳細不明の認知症の患者数があまり変わらないのに対して、アルツハイマー病患者が増加の一途をたどっていることが分ります。つまり、近年、日本において増加している認知症患者は、アルツハイマー病であることが分かります。

 

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