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2026.04

【第10回】「健診」や「人間ドック」の結果を解釈する

骨密度検査

骨密度検査

 

 

骨粗しょう症は、骨の強度が低下し、骨折しやすくなる状態です。骨折は身体機能やQOL(生活の質)に大きく影響し、場合によっては介護が必要となるきっかけにもなります。実際、認知症や脳血管障害、高齢による衰弱と並び、要介護の主な原因の一つです。

 

高齢化に伴い患者数は増加しており、2022年の報告では全国で約1590万人と推計されています。骨の状態の目安となる骨密度は20代をピークに低下し、特に女性では閉経後の女性ホルモン減少によりその傾向が強まります。運動不足や無理なダイエット、喫煙、過度の飲酒、ステロイド薬の使用、骨折の家族歴も危険因子です。さらに、2型糖尿病や慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの持病がある場合も、骨折リスクが高まることが報告されています。

 

骨粗しょう症は初期に自覚症状がほとんどなく、気付かないうちに背骨などが骨折していることもあるため、早い段階で骨の状態を把握することが重要です。それを調べる代表的な方法が骨密度検査で、3種類あります(図)

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