連載

2026.05

【第11回】「健診」や「人間ドック」の結果を解釈する

眼科検査と聴力検査

眼科検査

 

 

健康診断の眼科検査では通常、視力検査や眼圧検査、眼底検査が行われます。

視力検査:遠方視力および近方視力を測定します。近方の視力だけ低下した場合は老眼が疑われます。また、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても鮮明に見えない場合は、目の疾患が隠れている可能性があります。

眼圧検査:眼球に「プシュッ」と風を当てて、角膜のへこみ具合で眼圧(目の硬さ)を測定します。緑内障の早期発見に役立ちますが、日本人に多い正常眼圧緑内障は眼圧が正常範囲内のため、眼圧だけでは発見できないこともあります。

眼底検査:無散瞳眼底カメラを用いて眼球の奥にある眼底(網膜や血管、視神経など)を撮影します。眼底は、体の中で唯一、血管を直接観察できる部位で、糖尿病や高血圧、動脈硬化に伴う眼底血管の異常、中高年で発症リスクが高まる加齢黄斑変性や緑内障の発見にも役立ちます。緑内障は日本に

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